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企業情報

コンセプト

Concept

コンセプト

「検査は無駄なコストで付加価値を生まない」は本当でしょうか?

 

「不良を見逃さない」から「いいものしか作らない」へ

私達は、いつ何の目的で検査をするのかが、コストとバリューの分かれ目だと考えます。
出荷前、漏れ不良を防止するため行う検査は、工程内で生じた欠陥を見つけるために仕方なく行うコストです。しかし、検査を行う場所が加工するプロセスに近ければ近いほど、それは「良いものを造るための優れた目」となります。もし作りながらリアルタイムで検査できたとしたら、自己フィードバックが行えることになり、究極の技を身に付けた職人レベルです。
リアルタイム検査は難しいとしても、全行程の装置や人が、加工の直後に検査結果を受け取り問題の改善を行えば、そもそも不良を作らないようになり、最終検査は不要になるはずです。

現場の発想による画像検査装置のリ・デザイン

世の中の画像検査装置は大きすぎるし高すぎる、何より難しすぎると思います。
加工の直後に検査を行うとすると、複数の装置が必要になります。しかしスペースに制約のある製造現場では大きな装置をあちらこちらに入れることは出来ないし、導入費用は当然抑えたい。
まして難しくて限られた技術者にしか使いこなせない装置は、何かあった時にラインを止めてしまう。
ウイングビジョンは、画像検査をより誰にでも使いやすい方向にシフトするために、製造現場での豊富な経験を持ち寄り、様々な技術を開発しました。その結果、ハードよりもソフトウェア中心のコンパクトで低価格、シンプルで使い勝手の良い装置を生み出すことが出来ました。

人に寄りそう技術でありたい

どんなに自動化の波が進み、ロボットが作業の主役になったとしても、作っているのは人間です。
手作業でのヒューマンエラーだけではなく、自働機のエラーも結局はメンテナンスやセッティングの問題が原因である場合がほとんどで、モノ造りは人のミスによる不良造りとも言えると思います。
では人間は何故ミスをするのかというと、ストレスのせいではないでしょうか。単調な作業の繰り返し、いつまでに何台作らないといけないという焦り。私たちの検査装置は、そういうストレスをできるだけ軽減するためのツールとして、作業している方に寄り添いたいと考えています。

モノ造りの現場をもっと楽しく、人が働くのに相応しい場所にする。そのための技術をより一層磨きます。

河原 盛人/代表取締役

1961年岡山県岡山市生まれ。
親の趣味でミッション系の幼稚園に入るが、愛用のクレヨンを紛失したのをいくらお祈りしても見つからなかった事から神の存在に不信感を抱く。
ボブ・ディランと安部公房にはまり早稲田大学の文学部に入るが、ふとしたきっかけで登山に目覚め、3年で中退したあげく上高地の山小屋に就職したのが信州との出会い。
その後鉄工所、高級旅館、タクシードライバーなどの職を転々とした末、1990年に現在の安曇野市にあったソニーの事業所(現VAIO株式会社)の実装製造に入り、齢30にして初めてコンピュータを触る。以来29年、ソフトウェア開発を生業として今に至るという、生粋の文系&現場系エンジニア。
趣味は写真と温泉、山登り。日本酒少々。

​開発歴

  • 実装ライン自動切換えシステム
  • 多目的基板CADビューア
  • FeliCa 暗号鍵生成、発券システム
  • Xpelia 液晶最終工程検査システム
  • VAIO  製造工程外観検査システム

​元ソニー基幹技術研修講師(マシンビジョン基礎講座)

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